2011
2/14

当会 後藤徹副代表が民事提訴―脱会屋、牧師らに損害賠償請求

当会の後藤徹副代表は、1月31日、12年5カ月にわたる拉致監禁・棄教強要により身体的、精神的危害を受けたとし、拉致監禁を主導した宮村峻㈱タップ社長、松永堡智(やすとも)・新津福音キリスト教会主任牧師や、拉致監禁を実行した家族らを相手取り、総額約2億円に及ぶ損害賠償を求める訴状を東京地方裁判所民事部に送付しました。 

後藤副代表の拉致監禁事件については当ブログの「後藤徹12年5か月拉致監禁事件」で詳細が記されていますのでお読みください。 

同副代表はこの拉致監禁について2008年6月警察に告訴状を提出。宮村社長らは書類送検されましたが、2009年12月、東京地検は不起訴処分を下しました。これに対して同副代表は2010年6月、東京第4検察審査会に不服申し立てを行いました。基本的人権の侵害という視点から、起訴相当の判断が下されると期待されましたが、同審査会は同年10月、案に相違し、「不起訴相当」の議決を下しました。同副代表は、この議決文に対する反論文で、同審査会が虚偽と詭弁に満ちた被疑者側の供述を一方的に採用していると表明。なお、同審査会の議決結果に対しては、当会会員の原田和彦氏のブログ「統一教会脱会請負人・牧師『宮村峻・高澤守』研究」の連載「検察審査会議決通知書を読む」で詳細にわたって分析されていますが、かなり疑問を残す議決であることが明らかになっています。 

こうした経緯を経て、同副代表は、被害回復と拉致監禁の真実を明らかにするには、民事訴訟によるしかないとの覚悟を固め、今回の提訴に踏み切ったものです。 

同種の裁判としては拉致監禁被害者の今利智也・理絵夫婦が日本基督教団戸塚教会の黒鳥栄副牧師、群馬の日本基督教団太田八幡教会(当時)の清水与志雄牧師(現在、埼玉県行田教会)と家族らを相手取って起こしたものがありますが、この訴訟は2006年3月に最高裁による異例の和解勧告が行われ、結審しました。(当ブログ「今利夫妻の裁判闘争」参照、現在、世界日報「拉致監禁の連鎖」に連載中)最高裁まで行けば5年はかかるとみられるこの訴訟ですが、当会としては最後まで後藤副代表を支援していく所存です。皆様方の熱い支援をお願いします。

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