2009
10/1

ブログ記事紹介 「哀しみの神 ~はぐれ統一教会員の実体験回顧録~.」より

信じられぬと嘆くよりも
人を信じて傷つく方がいい
傷が多いと、いつしか人から裏切られることが怖くなり、人を信じる事を辞めようと遠ざけようとする。
そのほうが、実際に裏切られた時の傷が浅くて済むからだ。
僕は傷が大きかった分、人を信じる事に"恐れ"があった。
でも、人を信じて傷つく方がいい。
傷つくのはもう慣れているはずだし・・
世の中には苦しんでいる人がたくさんいる。
・・・
人間って哀しいね だって、みんな優しい
それを傷付けあって かばいあって・・・
「哀しみの神 ~はぐれ統一教会員の実体験回顧録~」
で、ブログ管理人の新井俊介さんがつづっていた日記です。この詩を読んだだけでは何の事かわからないでしょう。この詩は、余人に代えがたい愛する人を、拉致監禁という暴力事件で失った、その心象風景をつづったものです。
世の中にはいろんな別れがあります。しかし、愛し合いながらも理不尽な暴力によって引き裂かれたその心の痛みは、永遠に消えない傷跡を残します。
裂かれても、失くしても、愛する人を待ち続ける稀有な愛……その切ない世界を映して余りあるブログです。

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